医療行為の同意について
- 2024.10.27医師が患者に対して身体に対する侵害を伴う医療行為を実施するにあたっては、原則として、患者本人の同意が必要となります。
そして、同意能力の内容や程度について、一般的には、その医療行為の意味・内容及び将来の予後について理解できる能力があればよいとされています。
ただ、実際に患者において全く意思表示ができない状態にある場合、医療実務においては、本人の推定的意思を代行したものという理解のもとで、患者本人の意向をよく知る者からの同意をもって本人の同意に代えるという取り扱いをしていることもあります。